2024/10/24 13:58
腰痛の本
病院の待ち時間に読むために自分の本棚を捜しました。
何げなく取り出したのは200ページ足らずの文庫本。整骨院院長・小林敬和著・1分間で
腰痛がみるみる治るという本でした。早速手にとってみました。たしかずっと前一度読んだ
記憶がありますが、その時はあまり印象にのこりませんでした。今日は早速これぞとばかり
に手にとってはらばらと開いていました。現在の私は腰痛で歩くのが苦難です。少々道のり
が遠いと思うと、娘が車椅子を用意します。一週間に一度リハビリと、注射のため整形外科
に通っています。すっかり猫背になって悲しいことです。いつも杖を突いて歩いている始末
です。そんな私ですからこれもご先祖様のお導きかと、その本を熟読してみることにしまし
た。まだ今日の段階では、著作権侵害にならないような程度で概要を述べるだけしかできま
せんが、それでも私にはとても参考になりそうです。
はじめのことばの中からこころに響いたものを少しだけ抜粋させていただきます。
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腰痛は、『自分で治す』もの
◉腰痛は、自分で治すことができます。いえ実は、自分で治す以外、腰痛を根本からなおす
ことはできません。
◉考えてみてください。腰痛は、日々の生活習慣が積み重なって起こっているものです。そ
れを数分、数十分の治療時間で、根本から治すことができるでしょうか?
◉自分の腰を自分で改善し、将来起こり得る腰痛を予防する方法がわかればこれ以上のこと
はありません。
◉コツさえわかってしまえば、日常生活の何気ない時間が腰痛治療の時間に変わるのです。
特別な知識や道具は必要ありません。それこそが最大の腰痛治療です。(以下略)
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まず腰は体の一部と錯覚しがちですがむしろ大黒柱であり土台であると考えさせられました。
そして腰痛からの脱皮で、他の身体の不調もまた自然と治癒するのではないかと想像しまし
た。そう思うと、自分の腰痛を自己責任として、徹底的に根本的原因を把握し取り組んでみ
ようと考えました。現在のリハビリや注射などの治療をすぐやめるのではなく、まずこの本
に書かれた自分でできることを、早速地道にやってみようと思います。
整形外科には毎回多くの、特に高齢者が押し寄せます。私もそのひとりですが、私達も薬や
注射などに頼りすぎている部分があるのかもしれません。
やがて総選挙も終わりますが、この国の財政難も剥き出しになりました。高齢者医療も難題
を抱えているようです。そういう現実も見つめながら、元気で明るく、道を開いていけたら
と願うばかりです。
2024年10月24日