2024/10/17 16:00

数日前私はこのブログに本との出会いからという投稿をしました。その中から再度抜粋し

ておきたい文章です。お許しください。


『今私は経済学ってなんだろう。経済と国民生活って関係があるのだろうかと思うことが

よくあるからです。

自分の本棚にたまたま、データにのまれる経済学 前田博之著 薄れゆく理論信仰の副タ

イトルです。私は思いました。本のめぐり逢いって何だか不思議。いま自分にとって大切

とおもうことに、本は答えてくれると。でもこの本だけは私には苦手。あまりに理論的で

難しい。あまりに多くの経済学者が理論を競い合う。いつもの私ならきっと途中で投げ出

したでしょう。でも今回はじっと我慢します。後100頁位で結論が出そうですから。

最終的にそこでの人間の立場はどうなっているのかを知りたいからです。そして日本経済

?    2024年10月13日』

 

その後私はどうしたか。我慢して読み続けようと努力しましたが結局中止しました。

 

10月16日の日経新聞にノーベル経済学賞 米大3氏という記事がのりました。

抜粋させて頂きます。

米国マサチューセッツ工科大学 ダモン・アセモグル教授

同              サイモン・ジョンソン教授

米シカゴ大学         ジェイムズ・ロビンソン教授

『社会制度が国家の繁栄に与える影響に受賞』とありました。

 

アセモグル氏会見に応じて「一般的に、民主化された国はより速く、より平等に正しい

方法で成長する」との分析を示し、独裁国家に対する民主主義国の優位性を訴えた。

民主主義への支持が先進国では過去最低の水準にあるとの研究結果も紹介し、『民主主義

は非常に厳しい局面を迎えている』」と危機感を示した……。

 

アセモグル氏はまた最近は人工知能が経済に与える影響について慎重な見方を示してい

る。AIによって消滅したり影響を受けたりする仕事は5%に過ぎず、生産性を高める

効果も期待ほどではないと指摘。新技術がもたらす不平等にも、強く警鐘を鳴らしてき

た。と書いてありました。以下略

 

私は2040年、世界的に多難な年、ノーベル経済学賞の受賞理由には納得するものが

ありました。同時に日常の経済学がもう少し身近であってほしいと改めて願いました。

 

2040年10月17日