2024/10/16 11:14
新聞を読んで➀
今朝の日経新聞には私にとって感慨深い三つの記事がありました。
2面には、財源を語らぬ大盤振る舞いは無責任だ
3面には、「民主主義、国の成長速める」ノーベル経済学賞米大3氏
19面には、今こそアベノミクスの総括を
この3記事。私の喫緊のテーマとして深く感よしているものです。ぜひぜひ書いておきたい
ものです。長くならないように3回にわけて書きたいとおもいます。
➀財源を語らぬ大盤振る舞いは無責任だ
抜粋させていただきます。
……「政治とカネ」の問題に隠れ、経済論戦はこれまでのところ低調だ。人口減が進むな
か、国力をどう保つか、財源を示さずに給付や減税といった大盤振る舞いを公約に掲げる
のは、あまりに無責任だ。与野党は負担の議論から逃げず、成長と財政健全化の両立を目
指すべきである……。以下略
まことにそうだと思います。簡単すぎるくらいです。私もなんども何度も書きに書き、この
国の政治家たちの経済への無関心さを不思議に思い、最近では何もわかっていないのだと諦
めていました。だから記事には納得します。
ただし残念なことに、ならばなぜ今頃になって、この記事なのだろうかと悔やまれます。
自民党総裁選の最中にさえも、各候補者に主要課題として質問するチャンスは、いくらも
あった筈なのになぜ取り上げられなかったのか。この混乱した選挙戦の中、候補者たちの耳
に届く余裕は残っているのでしょうか。とても残念です。2024年10月16日