2024/10/10 14:55

石破首相のことば

➀経済発展あってこその財政健全化か 

➁財政健全化あってこその経済発展か

この論議に対して現在は殆んど、それは勿論経済発展あってこその財政健全化さという意見が圧倒的ではないでしょうか。

私は経済数値をはなれて思うとき➀にみられる焦り、と思考力の減少、➁に見られるゆとりと思考力の深まり、という感じ方をします。

➁に当たるかどうか

大企業はあまり留保金過多になりすぎて留保金課税の問題もでてくるかもしれません。危ないアブナイ。もし『利益の源泉は人間』というゆとりの発想があって、数年前から対処していたら、今頃3%の給料の値上げなどに関係なく、人手不足の悩みとかに邪魔されず、素晴らしい仕事に繋がっていたかもしれませんね。

財政健全化ということは決してお金が豊かであるということだけではないとおもいます。しっかりした計画の立案と、そして夢と。その積み重ねがよい仕事につながる、それこそゆとりがあるといえるのではないでしょうか。

 経済優先では利益を上げることに追われ、結果がみえないと焦りにつきまとわられる。その検証もつい忘れがちで次の仕事にかからざるをえない。

岸田政権は➀であることは岸田首相自ら発言されています。その結果先送りの多くの負債を残しました。そういう国家の体質に不安を感じて国民は消費控えに走ったようです。

 私は政治のすべてについて批評をする力などはもちません。けれど只一つ日本経済について、はからずも『複式簿記』という偉大な原則から会計を通して日本経済の問題に触れてきた者です。願いはひとえに国の健全財政と、経済の発展です。

かさねて、財政に全く無関心、人任せの政治家たちへの危機感通達です。それは何度も書いてきました。財政や財源について質問する議員さんはみあたらなかったのです。ほんとうに不思議。

石破首相は代表質問でアベノミクスについて感想を問われたとき、デフレから脱却、生産性をあげた雇用を増やしたなどと述べられました。そのアベノミクスを評価し、推進された岸田政権を踏襲すると明言されました。

読書家として知られ、しかも総裁候補の第一人者として戦い真最中の石破首相ですが2024年9月20日発行された元日銀理事の山本謙三氏の著書、『異次元緩和の罪と罰』の著書には、ふれられなかったのでしょうか。私はこの本の題名の、異次元緩和の罪と罰の異様さに撃たれました。罪と功績だったらそれ程心に届かなかったかもしれません。早速本屋さんに駆けつけ読破しました。そして長年抱いていた疑問に回答が得られたと納得しました。異次元緩和の罪の大きさ。それをまるで語らず、岸田政権を踏襲すると明言した石破首相の言葉は本心なのでしょうか。

 

2024年10月10日