2024/09/25 11:26

異次元緩和

異次元緩和は成功したのかという第1章のテーマについては、私もよく理解し納得することができました。しかし第6章、第7章、第8章については、非常に難しく何回も読み直しながら確たる自分の思いにつなげて結論を書くのはまだ早いとおもいました。ただしその中から非常に大切と思われる個所だけでも記録しておくことにします。

第6章のテーマは『出口に待ち受ける『途方もない困難』で異次元緩和の[罰]その1とあります。

その中から……植田日銀の多難な船出……確認困難な『物価と賃金の好循環』……永遠の金融緩和の罠……日銀には金融市場の安定を守る責任もある。……だからといって例外的な買い入れを多用するのは市場機能の回復と矛盾する。これこそが異次元緩和が残した負の遺産である……

第7章のテーマは『なぜ立ち止まれなかったのか』異次元緩和の[罰]その2とあります。

その中から……自信満々で始めた日銀にしてみれば、国民の反応は期待外れだったろう。だがそもそも多くの国民は、日銀がどのような目標をかかげているか自体も知らなかったし、現在もそうだ。物価が上がると人々が信じるかどうか以前の問題である。……言葉で繕う政策変更……

第8章のテーマは『国と通貨の信認の行方』異次元緩和の[罰]その3とあります。

その中から……世界でも特異な日本のバランスシート……緩やかな保有国債の抱えるリスク

2024年0925