2024/09/24 05:35

異次元緩和➀

早速本屋さんに走って買ってきた本。異次元緩和の罪と罰です。

著作権侵害にならぬように。その中で自分の思いがどのような形で

納得できるか。それを知りたい私です。

まず第1章は『異次元緩和は成功したのか』というテーマには

第3、4、5章で3つの罪として答えが展開されています。

罪の➀ すべては物価目標2%の絶対視からはじまった。

罪の➁ 財政規律の弛緩を生みだした。

罪の➂ 介入拡大が金融市場をゆがめる。

➀について私は、経済学とはそんなにややこしいものかと、自分たちの感じる日常の経済感覚

との乖離を非常に感じています。

本書で日銀は物価の安定の定義に立ち返り、家計や企業が物価の動向を気にせずに消費や投資

を行える状態が奈辺にあるかをあらため問い直す必要があると断じているのは賛成します。

➁➂につては財政の健全化をずっとテーマにしてきました。もちろん賛成します。


1章は、日本経済の活性化に必要なのは、金融の緩和でなく、国内企業の生産性の向上であ

った。その一方で異次元緩和はさまざまな深刻な副作用をもたらしたと結論づけています。

私は深く納得します。

2024年0924