2024/09/05 17:08
93歳にして便秘薬不要に
9月に入ってさすがに朝夕は心地よい秋の気配を感じるようになりました。私と娘は7
月10日に新しい街に、新しい住まいに転居しました。初めての同居生活をしています。
それまでさまざまな事情で体調を崩していた私も、ここにきて急激に体調を回復していま
す。
『非核宣言の街』であること、三階以上の建物は建てられないというこの街を、第二の故
郷のようにいとしむ娘のこだわり。多くの樹木に囲まれたたたずまいに一目ぼれの私が選
んだ3階建てのささやかなマンション。その2階の角部屋には朝早くからの小鳥たちの訪
れ早朝の電車の音、ひねもす囀るけたたましい声、突如として襲われる驟雨。そんな様々
があります。そして私は三度の食事の一切の労働から解放され、極楽三昧です。三度の食
事以外にもおやつまでがついています。栄養とか、野菜の新鮮さを、のたまいながら、手
っ取り早く、楽し気に料理場にたつ娘をみて、私は娘がまさかこんなに食事を大切する人
とは夢にも思っていませんでした。今日は娘の仕事もおやすみ。なんということもなく、
座談の中で私の体調に話が及びました。
「そう言えばおかあさん。この頃便秘薬を全然のまなくなったみたい」「そうなのよ。私
も30年以上も続けていたのに、それが不思議で。」「理由は?」「ここの環境がお母さん
にあっているのか、精神的にゆっくりなったのか、今の腰痛の治療がきいているのか、そ
れはさあわからないけど」「私はMちゃんの作ってくれる、食事のおかげが一番とおもう
けれど」「もしそれもありとしたら、私ってすごいんだ。バンザイ」と娘は両手をあげて
バンザイをしました。私はそのことは真剣に考えました。
もちろん投薬を減らせことは、からだの負荷もへらせること。気持ちはとても楽になっ
たし。それって家計にだってプラスに違いないし、国家財政にだって大いに貢献すること
ではないかしら。新薬色々というのも大事でしょうけれど、薬から解放される生き方が、
もっと考えられていいのではないかと感じてしまいました。
2024年09月05日