2023/06/14 16:48

こんな危険を冒してまでも?

20230613日の朝日新聞朝刊にアメリカAIのサム・アルトマン最高経営責任者の一問一答が掲載されていました。その中から抜粋させて頂きます。大きなタイトルとしてはAI恩恵リスクを上回るとありました。

(質問)日本を重視する理由は『日本が大好きで………日本はチャットGETへの適応も早く、使い方も洗練されている。米国以外での展     開で最初に思いつく国であることは必然だった。

(質問)AIのリスクをどうみていますか『利点が大きくなるのに比例してリスクも大きくなる。あらゆる病気の治療を助けられるということは、新しい病気を作り出す危険性もあるということだ。……』

(質問)AIが戦争を引き起こす危険はありますか『戦争のツールに使われる可能性はある。そうなれば、かなり危険だ』

(質問)AIが人類を絶滅させる可能性はありますか『可能性はゼロではないと思う。そしてゼロでない以上は対処する努力が必要だ……

私は思わずゾットしました。

 

同じ日の13面にはAIと民主主義』というテーマで慶応大学教授山本竜彦氏のインタビューも載っていました。大きなタイトルとしては、『特定の価値観反映 意思決定に影響も 憲法脅かす可能性』とありました。結論として『共存への基本法 自律性巡る課題 超党派で議論を』とありました。この問題が国会で大きな論点になったことがあったのか。NHKの特集で放映されたことがあったろうか。国民には関心があるのだろうか。

マイナンバーニュースや選挙問題で湧く人里離れたようなこの国の姿に、私は思わず再びゾットしました。

2023614