2023/05/25 13:26
煮え切らないことだけれども
新聞が配達されないという選択肢は今まで考えられないことでしたが、古新聞回収日の準備や、中に入ってくる広告紙の始末も大きな負担になってきました。やめようと決心して新聞販売店に電話をかけました。いろいろ問われて、結局最終更新時の契約が2023年12月31日になっているので、全面解約は12月31日まで待っていただけないか? 夕刊だけはおとめできますし、広告紙はご不要でしたら入らないようにいたします。本当に申しわけありませんが、どうかそれでお願いいたします』ということで押し切られてしまいました。あああ煮え切らない私の態度と我ながら情けなくなりました。
伏線もありました。数年前一度新聞をかえようと交渉したことがあります。その時何度も、何度もアルバイトの大学生がきて継続を頼むので『あなたはアルバイトさんなのにどうしてそんなに一生懸命私をひきとめるの?』と聞いたことがあります。その時彼は『部数がへると親会社がきびしくて、うちの親方が土下座せんばかりに謝っているのが、みておられなくて』と言っていました。当時ブログに書いたことがありました。
自分で契約更新書に年末までと書いたのが、今足かせになってしまいました。そんなの簡単に覆せると或る人に言われたけれど、しかたないなと諦めました。翌朝、配達された新聞をみて私は感動しました。ずっしりと重かった広告紙がすっかり無くなっていました。たった一軒の配達物にこうして約束通り特別の処理をしてくれている。それが相手の精一杯の妥協点だったことをあらためて感じました。私は新聞を手にとって『よかったね、12月までは逢えるね』と言いました。こんな煮え切らない態度をAIならどうするでしょうか。すっぱりと割り切った回答を出すのでしょうか?
2023年05月25日