2023/04/13 08:19

個人事業経理会計(7)メニュー⑪.年度更新

メニュー⑪の年度更新をクリックすると、いきなり年度更新.Tbxが表示されます。そこには次のように書かれています。

 本年度の締め作業(年度更新)の説明

 注意! 年度更新は当年中のすべての会計処理が終わり、確定申告が終了した後に実行しましょう。年度更新が済んでから、当年中の仕訳入力洩れに気が付いたりしても、仕訳入力の追加はできません。くれぐれも注意しましょう。

 注意! 年度更新をする前に、当年最終の試算表と、内容科目一覧表の印刷をしておくと、過年度の実績の評価や、将来年度の計画作成などに大切なデータになるでしょう。

説明 経理仕訳表・総元帳・総補助元帳だけが年度更新されます。年度更新によって、旧年分となった帳簿には、帳簿名の頭に、旧年の

   事業年度開始年の4文字が自動付加されます。 例 2022総元帳のように。

 説明 固定資産台帳は、永久保存なので年度更新をしません。 ファイルメニューの【閉じる】をクリックしてください。


 確認したらファイルメニューの【閉じる】をクリックします。画面を閉じると………

『年度更新を開始しますか?』との確認があります。 はい を選択すると、『再度確認します。当年の締め作業を開始していいですか?』と2度目の確認があります。非常に慎重に確認をしています。『開始します 中止します』から決定をします。『開始します』をクリックると、『分離したい期間を半角8文字で入力してください』とコメントがあります。終了した当年の期間が対象になります。『いつから いつまで』を半角8文字で入力して期間設定をします。例 いつから 20220101  いつまで 20221231

 以下すべて一括自動処理になります。

一括自動処理

 年度更新は総元帳、総補助元帳、経理仕訳表の順に実行されます。

 それぞれの帳簿が、旧年分、新年分に自動分離されます。旧年分の帳簿には、頭に旧年の事業年度開始年の4文字が付加されます。

 資産、負債、元入金の新年度への繰越が完了します。 

新総元帳の元入金勘定には、前期繰越金額に前期の所得金額を自動加算して繰り越されました

 最後に年度登録.TBXが更新されます。

[当期事業年度開始年月日] [当期事業年度終了年月日]

[翌期事業年度開始年月日] [翌期事業年度終了年月日]

以上の期間が1期づつ 更新されています。

すべての年度更新手続きを完了し、画面には『以上で年度更新か終了しました』と表示されメインメニューへ戻ります。

追記

くれぐれもお願いを致します。

年度更新は慌てたり、急いだりする必要は全くありません。そうしなくても帳簿の記録は、新年度分も着々と進んでいる筈ですし。年度更新は前期と当期をわけるだけの手続きにすぎません。必ず当期最終の必要データをきちんと作成しておきましょう。