2023/03/31 14:48
個人事業経理会計(17)メニュー➂登録台帳の開示と印刷
➂-1.勘定科目
本システムは複式簿記をベースにして日常業務を進めますが、勘定科目は確定申告の作成に便利なように、確定申告の様式に添って設定しました。なるべくこのままで使ってください。前述しましたが、膨大な勘定科目の一覧表を作成するのは大変な労力と思い省略しました。しかし勘定科目台帳をあなたの目で十分に観察してください。勘定科目がどういうものかをこの際、しっかり理解するのが重要な第一歩になります。第一歩と言いましたが、勘定科目の理解ができれば、複式簿記の30%は理解したと言っていいと私は思います。日常の入力には、一日たりとも勘定科目が不要な日はないでしょう。そのためには必ず勘定科目略式表を印刷して、手元におきましょう。
➂-2.内容科目
内容科目は導入早々に現在状態で登録できれば、理想的ですが、焦らないで あなたの実態にあった設定が進むことを楽しみにしましょう。
ただしこの項目は、メニュー⑧のデータの作成の中の1項目になっています。少しでも登録してあれば、伝票の入力の際に、自動入力され、反映されます。メニュー⑧データ作成では、内容科目一覧表もテーマになっています。勘定科目別に、内容科目の支出金額の多い順から具体的に表示されるのでとても参考になります。家計簿として利用する場合でも、使途別の金額が多い順に表示それるので、なかなか実用的だと思います。
➂-3.コード番号
二、三回でもコード番号の登録をしてみると、とても簡単で面白いものです。私はこの登録は大好きで、もっとやりたいと思ったりします。
ただし取引銀行が変ったり、取引先と取引停止になったり、そんな場合、決してコード台帳の該当蘭をいきなり削除したりしないでください。様々な不都合がおきることは先に詳しく述べておきました。つまりすべて記録残し式削除ということですね。理由をしっかり考えましょう。
またその他の注意し事項にも、よく目を通してください。コード番号の登録には諸口と雑口はぜひ忘れないように。
以上でしっかりした登録作業ができたと思います。もう一歩、次回の導入初期登録に進みましょう。その次が伝票の入力になります。