2023/01/13 22:02
お詫びを申しあげます
ステファニー・ヘルトン氏の『財政赤字の神話』1及び2を削除いたしました。
理由は、このようなテーマをブログで簡潔に皆様におしらせするのは私の力ではむずかしいと
判断致しました。また心ならずも著作法侵害にでも触れてはいけない案じた次第です。
悪しからずお許しくださいますようお詫びを申しあげます。
私は今の心情として、
➀この経済理論は、通貨主権を確立した国に向けて対応していること。
(通貨主権国=ある国が独自の不交換通貨を発行し、自国通貨建ての借入しかしない場合
)
いろいろな事情で通貨主権国に慣れない国も多くある。
➁税金は国の財源ではないと言っていること。
➂日本には高いレベルの『通貨主権』があり、日本政府は調達コストを気にすることなく
資金を必要なだけ確保できる。資金が枯渇することはあり得ない。と言っていること。
以上の3点から心情的には納得できないところです。しかし現に日本は世界で唯一既に
この理論を実行し、世界の注目の的になっているというのですから、心情的というだけで
は解決できないと考えます。科学的、哲学的、人間性など深く取り込んで、納得しなけれ
ばならないのでしょう。そして、この理論を実行している日本の現在がどうなっているか。
考えあわせた時、私達の答えがでてくるのでしょう。それが一番大切でしょう。
本書の解説蘭には、井上智洋氏という駒沢大学教授の方が述べておられます。『国の命運
がかかっているのだから、経済学の学派に捉われることなくフリースタイルで、財政赤字や、
貨幣経済の仕組みをめぐる議論に参画する経済学者、そして国民が増えてほしいと切に私は
願っている』と。これから私が読み進めるなかで、これはおかしいとか、なるほどとおもう
意見があったら、皆様にはお知らせすることに致しましょう。じっくりと時間をかけて。
2023年01月13日 川口 翠