2022/09/28 11:43
会計センス➁
安倍元首相の国葬翌日です。からりとした晴天。明るく力強い陽の光。心が晴れます。
世界各国の要人来訪の中で、日本は珍しく激しく分断し、要人方の目を見張らせたこと
でしょう。私は真実の日本を世界中に見て貰ったことはよかったと思っています。
花束を捧げずにいられなかった方たちは、きっと安倍元首相を個人として身近に感じて
慕わしかったのではないでしょうか。心を決してデモに参加した人々は『何かおかしい』
と初めて感じて、心の目を開いたのではないでしょうか。勇気を称えたいと思います。
私は、個人的な観点からは、述べたいとは思いません。きっと優しい方なのだろうと
は想像します。最高権力者としての立場に対して意見を言わせてください。
私は、安倍自民党政権の長期間、それを引き継いだ岸田政権、日本は片足で歩いて
いるような気がしていました。
➀は自分たち権力に反対する者に対する、徹底的な排除の姿勢。
➁は経済の発展と財政の安定は一体であるべきなのに、財政再建は全く無視の姿勢。
その二つの分断によって、権力にとって都合のいい部分のみ、国の力は半分しか稼働
していないことになります。劣化していくのはごく自然のことではありませんか。
両足でしっかり歩いたら、無理しなくても衆知は集まり、やがて財政は安定していく
筈なのにといつも悔しく思っていました。私の思いは、基本的にその二つに尽きます。
もう少し言わせて頂くならば、➀によって政治家の議論回避、国会軽視、忖度人間の
横行。こうして驚く程、政治家の人材劣化です。
➁によって日本の財政は綱渡りの現在に陥りました。
自民党の政治家さん方に『内閣総辞職』くらいのことばを投げたい心境です。
国葬も終わりました。これを機会に日本がどう変われるか、最後のチャンスかも
しれません。 2022年9月28日 川口 翠