2022/09/12 21:26
複式簿記の仕訳
多くの人は、自分の仕事や、趣味や、交友関係などを通して、心に銘記するメッセ―ジを
もっているようおもいます。
【借方】 【貸方】
上の画像は複式簿記の借方・貸方の仕訳の原則です。
たった4つの基本仕訳から、相手との展開で4×4=16という16仕訳が取引の
仕訳形式になります。
(他に資本仕訳がありますが日常仕訳でなく特別なものとしてここでは除外します)
複式簿記を勉強する方がともするとこのへんで、面倒だ、わかりにくいとたじろいだり
放棄したという声はよく聞きます。私はいつの頃からか、この簡単な図表に深く捉われ
ました。仕訳は当然ながら【相手同士】であって、借方同士又は貸方同士、つまり片方
同士、自分同士ではないのです。このシンプルなことを、シンプルに納得して、こんな
私の座右の銘になりました。借方だけでは成り立たない 貸方だけでは成り立たない
得るものと失うもの、わたしとあなた、あなたの意見と私の意見、この両立性が複式
簿記の極致だと気づきました。これは科学的図表であるし、哲学的図表でもあると私は
考えます。このことが自分に深く浸透してから、私は、はっきりと、ものが見みえるよ
うになりました。心が安定しました。何倍も気持ちが広くなったと自覚します。
排除ということは、片肺だけで生きていくということのように思います。人生を半分で
生きる、それはあまりにも勿体なく、さびしいことではないでしょうか。