2022/08/29 15:55

支 持 率

                                      

故安倍前首相の国葬について世間が騒がしくなりました。あまり突発的に発表され

たので政府も対応に苦慮しているようです。

私は『国葬費25千万円位なら、いっそ自民党の議員さん方のポケットマネー

で実行してしまったらよかったのに。議員さん達は皆お金持ちのようだし、前首相

に随分お世話になったのなら、その位あってもよかったのではないかしら』そんな

独り言を言っていました。そして『弔意までは求めない』などと言わなくてはなら

なくなった官房長官はさぞ大変だろうとお察ししました。

私は2億5千万円の数字は不思議だと思いました。簡単に考えても外国の要人方や、

付人の方たちの滞在費などはどうなるのか。まさか手弁当でおいで下さいなどとは

いかないでしょうから。他にもいろいろある筈。でも国民の目を考えて、きっと別

の歳出のなかに紛れ込ませざるを得いのではないかと考えました。やはりそれらは

国葬費としてきちんと処理すべきものではないでしょうか。たとえ25千万円が

20億円になったとしても、本当に意義あると納得がいくことであれば国民は納得

すると思うのです。

 

私が悲しく思うのは、いつもそうした形で、国民との乖離を政府自ら作っている事

です。真実の記録というものが、後世のためにもどんなに大事なものか、家計を預

かる主婦だって弁えています。

国民は、コロナ禍、ウクライナ戦争、気候の大変動、未曽有の物価高、そんな苦し

い中でも、この苦しみをチャンスとして、新しい変化を求め頑張っています。

政治もこの機会に変わってください。個々の問題に支持率や、慣習に捉われるので

はなく、国民と向き合って働いて下さいませんか。国民が希望を持つことができさ

えすれば、支持率などは後から自然についてくるのではないでしょうか。

 2022829日 川口 翠